Excelのワークシート内に、空白セルがないかチェックするフロー

概要

Excelワークシート内の会員情報に空白セルがあるか判定して、あった場合、エラーメッセージを表示します。

ワークフロー全体図

主な使用アクション

Excelワークシートから読み取り
For each
If
メッセージを表示

作成手順

①Excelファイルの準備

下記のような2ヵ所空白があるワークシートを用意
※情報は自動生成された架空の情報です。

②【Excelの起動】アクションを追加

①で作成したExcelファイルを選択。識別する[ExcelInstance]変数が生成される

③【Excelワークシートから読み取り】アクションを追加

[取得]は、[ワークシートに含まれる使用可能なすべての値]を選択。[ExcelData]変数が生成され取得データを格納。
[範囲の最初の行に列名が含まれています]にはチェックを入れる

④【Excelを閉じる】アクションを追加

→データは取得した為、Excelは閉じます。

⑤【For each】アクションを追加

[反復処理を行う値]:「%ExcelData%」
[保存先]:「item」
→「ExcelData」に格納されたデータを1行ずつ取り出し、任意で設定した「item」に保存します。

⑥【If】アクションを追加

[最初のオペランド]:「%Item[‘名前’] = ” OR item[‘性別’] = ” OR item[‘メールアドレス’] = ”%」
[演算子]:「と等しい」
[2番目のオペランド]:「True」

→「Item[‘名前’] = ”」は名前の列名を指定して情報を取得し、「”」(シングルクォーテーションで囲む)で空であるかチェック。性別、メールアドレスも「or」で繋げ、「”」と等しければTrueを返します。

⑦Ifの中に、【メッセージを表示】アクションを追加

[表示するメッセージ]:「NO%Item[‘NO’]%に空白があります」
→どのNOの情報が空白であったかをメッセージ表示します。

実行画面