概要
Excel内にまとめた検索ワードリストを、順番に「Google」で検索し、検索結果の件数を隣の列に書き込みます。
ワークフロー全体図
主な使用アクション
Excelの起動
Excelワークシートから最初の空の列や行を取得
Excelワークシートから読み取り
変数の設定
For each
テキストの分割
Excelワークシートに書き込み
変数を大きくする
作成手順
①Excelファイルの準備
下記のような検索ワードリストを入力したExcelファイルを作成
②【Webレコーダー】を起動
→まずは【Webレコーダー】でWebブラウザー上の操作を記録します。
③Webブラウザーを選択
[使用するWebブラウザーインスタンスを指定]が表示され、[Chrome]を選択して[次へ]をクリック→[Webレコーダー]と[Chrome]が起動します。
④レコーディングを開始
[Google（https://www.google.com/）]にアクセスして、[レコード]をクリック
⑤検索ワードを入力して記録
検索ボックスに照準を合わせて「RPA」と入力
→入力したワードは後で変更します。
⑥[Google検索]をクリックして記録
⑦[表示件数]を取得
[要素の値を抽出]→[テキスト]を選択して取得
⑧【Webレコーダー】を終了する
→下記のように記録した操作のアクションが作成されました。【コメント】のアクションは動作に不要ですのでここでは削除します。
▼フローの最初（Webレコードで作成したフローの上）から追加▼
⑨【Excelの起動】アクションを追加
①で作成したExcelファイルを選択。識別する[ExcelInstance]変数が生成
⑩【Excelワークシートから最初の空の列や行を取得】アクションを追加
⑪【Excelワークシートから読み取り】アクションを追加
下記のように設定。
[最終行]は、⑩で取得した空の行のセルから[-1]を設定。[範囲の最初の行に列名が含まれています]にチェック
⑫【変数の設定】アクションを追加
変数名「counter」で、中身を「2」
→この後の[Foreach]で、Excelワークシートに書き込みで使います。
⑬【新しいChromeを起動する】アクションの次に、【For each】を追加
[反復処理を行う値]には、⑪で取得したワークシートのデータ[ExcelData]を指定→1件ずつ検索ワードが[CurrentItem]に入ります
⑭【For each】と【End】の間に【Webレコーダー】で作成したフローを入れる
⑮【Webページ内のテキストフィールドに入力する】で入力するテキストを変更
「RPA」→「%CurrentItem[0]%」に変更する
⑯【For each】⑭の後に、【テキストの分割】アクションを追加
取得した件数が格納されている「innertext」の中身
【テキストの分割】のアクションで分割した「TextList」の中身
⑰【Excelワークシートに書き込み】アクションを追加
[書き込む値]→「TextList[1]」1行目を指定[行]→[%counter%] →⑫で設定した「2」がForeach1回目では入ります。
⑰【Webページに移動します】アクションを追加
→1回目の処理が済んだ為、2回目の検索を始める為、「Googleトップ」へ移動します。
⑱【変数を大きくする】アクションを追加
→次の行に書き込む為、変数の値を増やします。
⑲【For each】外に、【Excelを閉じる】【Webブラウザーを閉じる】アクションを追加
実行画面
→検索結果件数が書き込まれました。
